「偶然の学校」1期生による座談会:後編

2017.2.2 0時39分
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「偶然の学校」2期生募集にあわせて、現在通っている1期生の生の声を聞く座談会の後編をお送りします。濱野さんは残念ながら用事で抜け、社会人の小布施くん、学生の西村さん、大村くんの3人に話を伺っています。

 

———————–

中井:

学校の授業はどうだった?

 

大村:

予想したものがひとつもきたことないです笑

ぼくは何かと理屈で考えるタイプでしたが、1回目の授業を受けて根底から覆されました。初回から先生に「つまんない」って言われました笑

 

中井:

ぼくが1回目の先生には「(ワークショップは)厳しくして欲しい」と言いました笑 ただ、先生も世界を相手に戦っている人なので、その覚悟を前提にぶつかってたと思う。生徒をなめてないし、そのほうが全員が面白いから。

 

大村:

今まで自分が面白いと思っていたことに対する価値観が少し変わったなと思いました。すごく勉強になりましたよ。

 

西村:

中井さん主催だから映画系がくるだろうなという予想はありましたが、ぜんぜん違う先生がきてびっくりでしたね。

課題のあとにワークショップをやって、なあなあで終わることは一度もなかったですね。一番最初の授業で、褒めるところも突っ込まれるところも全員ガッツリ言われて(笑)でも、それがすごくありがたいことでしたね。

 

小布施:

授業形態として、最後にワークショップで競えあえるのがすごく良い。それにワークショップの難易度が高いのも良い。ワークショップの密度の濃さが、これだけの一体感を生み出しているのかなと思います。自分が本気で自分の持っているものを出して向かい合えるのが本当に良いですね。

 

中井:

学校の課題を通じながら、「無知の知」を身をもって理解することが大切だと思ってるんだよね。それは自分の体を経由しないとわからないじゃない。ググってもそれは絶対にわからない。みんなも感じたと思うけど、やってみてすごく嬉しかったこともあるだろうけど、ほとんどは思ったよりもできなかったということのほうが多いと思う。でも、それが大切。毎回、順位として1,2,3位を決めているのも、ぼくは大切だと思っていて、真剣に自分と向き合うことができる。「よーいどん」でスタートした課題に対してクラスメートと比較しつつ、自分を見つめることもできる。そういう機会は面白い。

 

西村:

家に帰ったら、だいたいひとり反省会です(笑)

 

小布施:

仕事以外で競う環境があんまりなくなっていくから社会人にとっても貴重です。そこが一番成長できます。毎回、賞取れなかったら悔しいですし、ハングリー精神を持ち続けていられますね。

 

中井:

他のメンバーに対してライバル心ってあるの?

 

西村:

誰かに勝ちたいというか、課題に対して、自分のフィルターを通してマックス出せるかどうかを一番考えています。

 

大村:

でも・・・・やっぱり考えてるなあ(笑)

 

小布施:

俺も考えてる(笑)

 

大村:

自分が特に面白いと思う人には負けたくないと思うし、相手にも面白いと思って欲しいですね。でも、なかなかうまくいかない(笑)

 

一同:(笑)

 

中井:

それぞれ、先生の印象はどうですか?具体的には言えないけど(笑)

 

大村:

僕が一番感じたのは、みなさんそれぞれのジャンルで名を成している人たちなのに、本当に謙虚ですね。本当にすごい人って謙虚なんだなと思いました。ちゃんと話を聞いてくれることも向き合ってくれることも。

 

西村:

わかる。先生がそれぞれ常に学びの場と考えているように思う。

 

小布施:

「今日外れだな」と思うことは当たり前ですけど一度もなかったです。毎回驚きがあります。

 

中井:

それは先生もショックだろうから、なくてよかった(笑)

ぼくとしても、そこは全員がハッピーになれるように、本当に尊敬できる人たちを先生として呼んでいるし、先生も本気で向き合ってくれていると思う。先生もいつも「やってよかった」と言ってくれて、ぼくとしてもみんなに感謝してます。

 

西村:

(授業を受けて)普段ものを見て「キレイ」とか、そういう表現ではなくなっていく感覚ですね。研ぎ澄まされていく感覚。見えている世界が変わっていくような。

 

大村:

わかる。

 

中井:

あと2回で1年が終わるけど、どう感じてる?

 

小布施:

1年早いですね。この成長を止めないように、次の1年を何やるかを今必死に探しているところですね。

 

西村:

12回を通して月1で与えられてきて考える場があったけど、そういうものをこれから自分でどうやって作っていくのかは課題です。

 

大村:

与えられるものが大きくて、硬かった自分が柔らかくなってきていると思います。4月から何をしようかとは考えていなくて、今はどちらかと言うと、残りの2回、掴みかけている表現を研ぎ澄ましていきたいと思っています。確実に近づいているので、たどり着けるといいなと思っています。

 

中井:

ぼくは、きみたちがここにいるということは既に川を越えてきたんだから、その時点でもう変わってたんだと思う。それに1年間のきみたちの活動を見ていて、この先、全く心配をしていないよ。ここで得た経験や仲間は、ずっと残っていくものだと思う。4月からは2期生もこれから入ってくるわけで、1期という横糸と2期という横糸を繋いで、また大きな化学反応を期待しているところですね。

 

みんな、どんな2期生の加入を期待してる?

 

西村:

(私たちを)越えてきて欲しい(笑)というか、今の段階で越えられている人もいると思うけど、越えて欲しい。

 

小布施:

優秀な人が入ってきてほしいけど、絶対負けたくない(笑)でも、そういう後輩と特殊な環境で仲良くなれるのは素晴らしいから、1期と2期が一緒に組んで何かできるような繋がりができるといいなと。

 

大村:

ぼくと同じような人に入ってきて欲しいです。ぼくと同じように迷っている人が入れば、何かしらの方向でプラスになるのは間違いないので、是非、入って欲しい。仲良くなれると思います(笑)

 

西村:

特殊なものがなくても大丈夫なので、踏み出してほしいですね。

 

中井:

まあ、別に能力じゃないからね。やはり居心地の良さは重要で、ふたりでいても居心地が悪くないような人が揃っていると思う。それにいま何者なのかというよりも、どうありたいかの気持ちが大切だね。あとは、絶対に必要なのは善良であることかな。良い人と1年間過ごしたいからね。

 

ところで、みんなは学校内で恋愛とかしてるんですか?

 

一同:

ははははは(笑)

 

中井:

最後にみんなから2期に向けて一言もらえる?

 

西村:

とりあえず受けてみればいいと思う。気になっているなら、なかなか無いし、これ逃したら来年あるかないかもわからないから、

 

大村:

行かない理由を探しても仕方ない。学生にとっては無料は大きいですね。合わないなら落ちるだけだし、迷ってても仕方ない。

 

西村:

迷ってても仕方ないよね。私は絶対落ちると思っていたけど受かりました(笑)

 

小布施:

ぼくは「とりあえず」というのはなくて、もう自分の目にとまっていたのなら受けるべきだと思う。中井さんのツイッターとかフェイスブックでしか基本的に流れてこない情報ですよね。そんなオープンだけど基本クローズドな情報なのに、それでも目に止まって気にしているということは、もう既に興味があるんですよ。だったら動くべきだし、ぼくはその価値のある12回の授業だと思う。迷う理由がぼくにはわからない。見つけたら飛び込むべきだし、その判断は間違っていないと思います。俺たちはもう内容わかっているから、今ならなおさら、受けないとか考えられないよね(笑)

 

中井:

もしどんな先生がきて何をするのか言えたら、細かい告知なんか不要なレベルなんだよね、実際(笑)でも、関心がないことに関心を持ってもらうためには、そこじゃなくて、それぞれの好奇心にゆだねて、そのセンスがある人は受けに来てもらえると良いかなあと思います。メリットがわかっていて来る人はつまらない。そういうところを超えて欲しい。

 

大村:

(授業も)想像を遥かに超えてきますからね。

 

西村:

本当に。

更新情報

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2017.2.2 0時39分

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画像著作: ai3310X
次回試写会のお知らせ

『ダンケルク』

2017.8.10 11時59分
試写会開催日:2017年9月1日(金)18時半開場/19時開始
作品公開日:2017年9月9日(土)全国公開
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