第64回
天才試写会
2018.11.13 12時35分
『アリー/スター誕生』
監督:ブラッドリー・クーパー
出演:レディ・ガガ、ブラッドリー・クーパー
試写会開催日:2018年11月13日(火)18時半開場/19時開映
作品公開日:2018年12月21日(金)全国ロードショー
(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
STORY
歌手を夢見るアリーはある日、世界的シンガーのジャクソンと出会う。彼女の才能にほれ込んだジャクソンに導かれるように、瞬く間にスターダムを駆け上るアリー。二人は激しく恋に落ち固い絆で結ばれるが・・・。
『アリー/スター誕生』
第64回
天才試写会
天才のひとこと
“『アリー/スター誕生』” への17件のコメント
コメントを残す
更新情報
次回試写会のお知らせ
『パスト ライブス/再会』
2024.2.5 16時13分
試写会開催日:2024年2月27日
作品公開日:2024年4月5日(金)
Copyright 2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
お問い合わせ/映画の天才委員会(中井圭・石田文子・田尻博美)
スター誕生はいつでもドラマティックで波乱万丈。
レディガガ主演のスター誕生なんて、もうなんと言うスチェーション。レディガガがスターに登り詰めるストーリ良いに決まってるじゃないかという思いで観せて頂きました。
ところが、
音楽とガガのナチュラルな演技に引っ張られ
スター役の監督でもあるブラッドリークーパー の人生が色々とオーバーラップしてきて相像を軽く超えた世界観に引っ張り込まれてしまいました。音楽って素晴らしい。 感動でした。
成功と失敗
才能と運
NEWとOLD
光と影
愛と嫉妬
さまざまな二項対立の構図がストレートで見応えありました。
普通でナチュラルに見えることが実は一番エキセントリックなのかも
ガガの演技を見ていてそんなこと、思いました。本当のスターっすね。
ガガの歌がすばらしいことは言わずもガガ。すみません。
ボクシングの映画と勘違いしていたくらい前情報なしで鑑賞したため、このタイトルからは
「さんざん苦労したすえ、最後にやっとスターになれてハッピーになる映画」
という内容を想像していました。
しかし、わりと序盤のほうでとっととスターになってしまうんですね。
そこからが長い。
だからこそ、苦悩しつつもスターがさらなるスターへとアップグレードされていく過程が時間をかけて描かれていて、とてもリアル。
圧倒的歌唱力、ダンスパフォーマンス、そして演技力。この物語の主役はこれら全てを兼ね備えたものだけが演じれることを考えると、ガガのマルチっぷりには驚愕するばかりです。
我が国にこのようなタレントがいるとしたら?渡辺直美が真っ先に思い浮かびました。すいません。
ストーリーは何度も推敲されているだけあって、シンプルで、王道です。
そんなシンプルなストーリーラインの中に、映像の美しさが光ります。特に最初のアリーの鼻を触るシーン、息が止まってしまいました。絶妙な間でなんでもないような場面をすごくドラマチックに見せているシーンがたくさんありました。
そしてやはり個々人の演技。ものすごいですね。ガガさんはもちろん、ブラッドリークーパーに至っては、このために声の低さを習得したとのちに記事で読みました。キャラクターの体現が完璧すぎます。歌も素敵で、もちろんサントラ買いました。
あと個人的に大好きなドラァグクイーンが二人出てきて最高でした。
王道でありながら甘くない、みんなにお勧めできる映画です。
シンプルなストーリーの中でスターの光と陰を丁寧に描かれ、それに鳥肌が立つようなブラッドリー・クーパーとガガの歌声が乗っかって、観終わった後は、映画を一本観たというより、ライブを一本観たかのような心地よい気分でした。
私の中では歌姫ガガは非人間的というか偶像のような存在だったので、こんなに人間的で素顔のガガをまじまじと観たのは初めてで、大変新鮮でした。
痛いくらいにピュアで、あったかいくせに哀しいなと思いました。
最初に、バーでレディガガが歌うシーンで、まず鳥肌がたって、この時点では、まだ物語に引き込まれるというよりは、やっぱりレディガガすごいなという感想が先に立ち、
でも、次第に物語に引き込まれて、感情移入して、歌姫レディガガではなく、アリーにジャックの世界にはまっていき、
お互いにどんな状況であっても、思いやり貫き通すピュアな2人が痛くて、あんなラストなのに、だからこそあったかくて哀しいと思いました。素敵な映画だったなと噛み締めながら帰宅しています。
魂の傷が共鳴しあい惹き寄せられた2人の、才能と愛の狭間で癒され、苦しむ姿に、心を根こそぎ持っていかれました。
アーティストの心の穴、葛藤、救済。繊細だからできること、繊細ゆえにできないこと。愛してたからこその結末。歌が胸に迫って涙腺が決壊、崩壊しました。嗚咽を堪えるの大変だった…表現者には刺さりすぎる作品です。
レディガガのナチュラルな演技はすばらしく、
ブラッドリークーパーの歌声は本物のミュージシャンでした。
才能がある人って、他のことも“本物”にできてしまうんですね。
すべてにおいて嘘を感じない“本物”の映画でした。
観客の側からではなく、常にステージに立つ側からのカメラは、
熱気や息遣いまで至近に感じられて、
アリーやジャクソンといっしょに歌っているかのように興奮しました。
もちろんガガの歌は最高でした。あー音楽ってすばらしい。
すばらしすぎて震えた。泣いた。もう一回観ます!
今までレディガガというスターにあまり注目をしたことがなかったけれど、この映画に出てくるアリーは私が今まで抱いていた「ガガ様」というイメージとは全く違う、不器用で飾りっ気のない女性でとてもチャーミングでした。歌唱力はさすがというしかありません。 ボヘミアンラプソディはまだ観ていないけれど、音楽好きだったらこの2作はきっと劇場で観て感じた方がよさそうです。強烈なライブ感を感じられるはず!
何回も魂が震えた映画です。
レディガガの歌は勿論のこと演技が素晴らしかった。
歌うシーンの演じ分けにしびれ、歌声に心揺さぶられました。
もっと驚いたのはブラッドリークーパーの歌でした。
8万人がいる音楽祭で短時間ステージを乗っ取り撮影までしてそうです。
そこであのパフォーマンス!
アーティストは表現したいモノがあればジャンルの垣根は超えられるものなんだなと。
心のなかにずっと残り続け何回も見たくなる映画になりそうです。
話題性がある映画だったので
なるべくフラットな気持ちで観たくて
耳に入らないようにして鑑賞。
王道のシンデレラ・ストーリー?
全然違う。
だけど、こんなふうに愛し愛されるのは女性の憧れではないでしょうか。
ひとつひとつ
ジャクソンの気持ちが動いていく様や
アリーが心を踊らせていく姿
変わりゆく環境と変わらない眼差し
それぞれの選んでしまった道の行方を
その結末がどんなものでも
こんな恋が出来たら!?素敵でした。
。。。音楽は圧巻です!
ふと思い出すと涙が出てしまうくらい、心に残っています。
公開されたらもう一度 見に行きたい!
レイトショーでわんわん泣きたいです!
スターも、やっぱりひとりの人間。
弱く、儚く、生々しい。
もしかすると、この”人間くささ”が
他の人の心まで到達するほど、
突き抜けた人が、本当に人を魅了するスターになれる。
そんなことを感じた作品でした。
自らが苦悩を経験した”スター”である
ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガだからこそ
できるリアルな演技と演出が詰まった
今後に残る名作になると思います!
あー、歌が耳から離れない…。
劇中歌で胃がキューンと締めつけられたのは人生初。
ガガの歌声は圧巻。クーパーは完全にロック歌手。
サントラ買うよ、2回目も観に行くよ。
大好きな映画「ローズ」と同じぐらい好きになりそう。
映画解説者の中井圭氏いわく、劇中の看板を見ていると、
より深く楽しめるそうなので、2回目は看板にも注目したいです。
ガガさんの演技と歌声を楽しみに観に行ったのですが、予想外!クーパーさんに釘付けになりました。もともとミュージシャンなのかと思ったら、この撮影のために歌の特訓した上に、この映画で初監督とか!どんだけ天才なんですか。2人の歌声と切ない演技に、心震えまくりの2時間超でした。余談ですが、ウィキペディアを読んでみたら、この映画の出来るまでの色々な事情やストーリーが載っていて、またさらに楽しめました。いい映画を、ありがとうございました!
僕はこの映画を観て、ブラッドリー・クーパーがキライになりました。
超絶イケメンで、演技が上手で、
歌やギターはプロ顔負けの腕前で(撮影前までまったくの初心者だったらしい)
監督としても才能があってって…
身近にいたらデスノートに名前を書くレベルですよ!!
本編の素晴らしさについては今さら僕なんかが付け足すことはなく、
堂々たる王道のエンターテイメント。
ふだん映画を観ない人にも自信を持っておすすめできる、冬休みにピッタリの一本です。
とても分かりやすいストーリーの中でも繊細に揺れ動く二人の凡ゆる”気”に目を離すこと事が出来なかった。
この映画のテーマ曲って一体どれだろう?と思う位、印象に残る曲が次々に生まれてくる作品でした。
映画を観てから一ヶ月近く経つけれど、毎日サントラ聴いてます。
役者が実在のアーティストを演じ、物語のためにいくつかの嘘を忍ばせた「ボヘミアン・ラプソディ」と、実在のアーティストであるレディガガがフィクションの中で時折素のアーティストの顔を垣間見せる本作は、対照的でありながら一つの線で結ばれる不思議な作品だと思いました。
「ボヘミアン」が85%の史実に15%の嘘(僕はここが未だにひっかかっていますが)を織り交ぜた物語だとすれば「アリー」は85%のフィクションに15%のドキュメンタリがミックスされた不思議な映画です。
ブラッドリー・クーパーの演技が素晴らしいのはもちろんですが、あえてレディガガに絞って書くとすれば、序盤のウェイトレスのシーンでもっとも俳優としての輝きのある演技をしており、その部分だけでも観る価値があります。序盤が特に気に入っている、というところも個人的には「ボヘミアン」と共通していて面白かったです。