第39回 天才試写会
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s_Soyoung
2014.8.6 10時47分

『So Young~過ぎ去りし青春に捧ぐ~』

監督:ヴィッキー・チャオ
出演:マーク・チャオ、ハンギョン、ヤン・ズーシャン、ジャン・シューイン他
試写会開催日:2014年8月6日(水)18時半開場、19時開映
作品公開日:2014年9月13日(土)より新宿シネマカリテ他全国順次ロードショー
(C)2013 HS Media (Beijing) Investment Co., Ltd. China Film Co., Ltd. Enlight Pictures. PULIN production limited. Beijing Ruyi Xinxin Film Investment Co., Ltd. Beijing MaxTimes Cultural Development Co., Ltd. TIK FILMS. Dook Publishing Co., Ltd. Tianjin Yuehua Music Culture Communication Co., Ltd. All rights reserved.

STORY

初恋の先輩を追い同じ大学に入ったウェイ。だが、愛する彼はアメリカに留学してしまう。傷心のウェイは大学で知り合った真面目で無口なチェンとやがて恋に落ちるが、卒業を迎え、人生の岐路に立つチェンは…

『So Young~過ぎ去りし青春に捧ぐ~』

第39回 天才試写会
天才のひとこと

『So Young~過ぎ去りし青春に捧ぐ~』” への17件のコメント

  1. 緒方誠一man
    D-CORD代表

    中国の90年代の青春映画時代背景を垣間見ました。青春時代は臆病で大胆、素直で繊細、直球な気持ちが気持ちいい。
    そして不器用でやらかしてしてしまいます。主人公のチョン・ウェイは90年代中国では破天荒で
    危険な匂いがするし彼女の性格にストーリーが引っ張られ映画の魅力になっています。何か懐かしい気持ちを思い起こしてくれる映画でした。

  2. 松永美春woman
    Art Direcror
    ハミです。 http://miharumatsunaga.com/

    純粋な青春時代と、大人になってからの事情が絡んだやりとりが対照的で、
    とてもとても切ない気分になりながら、観ていました。
    でも、なんだろう、このあたたかさと、切なさが両立するかんじは。

    青春時代のウェイの明るすぎる純粋さは、
    最初はみててうるさいくらいなのですが、笑
    だんだんとその純粋さの意味が分かってきます。

    大人になりかけの時間の儚さって壊れそうで、危うくて
    一触即発で、みてる人のそんな記憶をよみがえらせてくれる、とてもいい映画でした。

  3. 志藤清華woman
    ラジオ制作
    中井さんも出演中、J-WAVEの映画コーナーMy Fit Movies(月〜木AM10:15〜)よろしくおねがいします。

    とても色んな意味で、裏切られた映画でした。
    観た人は、必ず、どこかしら、誰かしらに強く共感させられるポイントがあるはず。

    鏡の使い方だったり、特別なシーンでのアングルも効果的で、
    可愛いヒロインたちが、より美しく輝いていたような気がします。
    さすが、美人女優の監督作。

    少女漫画のような、胸キュンなポイントもたくさんありつつ、
    全く別映画かのようなテイストの変化によって、あっという間の130分。
    共感する女子は多そうです。

    ふと、一昨年、東京国際映画祭で偶然見て、
    不意にも、とっても感動させられた、ある中国の作品を思い出しました。
    中国映画は、見応えのあるストーリー、人生を描くものが多いのでしょうか。
    「so young」もこれからの中国映画に期待をよせたくなる、素敵な映画でした。

  4. 安田寿之man
    音楽家
    歌ってます。ソロアルバム8合目。

    理解できない程違う社会状況/背景があってもそこには同化できる恋愛があり、そこから逆にイデオロギー的思考へフィードバックさせられる。苦学し世界へ飛び出すシアオチョンが体現しているのは、中国そのものだと気付く。豊かにはなったが虚無になり、誰にも邪魔させず初恋相手(=自国)を新たに愛すると宣言する力強さ。

    ヴィッキー・チャオ監督は日本への特別な思いがあるようで、90年代が描かれる前半では特に憧憬を持って描かれている。”So Young”だったのは、大学生だった自分たちの関係だけでなく中国と日本の関係もだったんだと、いがみ合いばかりの最近に反して思った。

    中国のニュースを見て不快に思っている人、恋愛映画を観ない人にも大推薦します。

  5. 田久保 彬man
    グラフィックデザイナー
    http://tkbds.jp

    パンチのきいた青春映画!

    甘酸っぱいだけの青春映画はむず痒くなるので苦手ですが、
    これはもう、そーゆうくくりには入らない別次元の一本です。

    家庭事情や富裕貧困の時代背景まで複雑に相まって、
    ものすごく苦しい。
    でもきっとみんなが共感できる。

    それはおそらく“顧みる輝き”の見せ方が
    圧倒的に素晴らしいからだろうと感じました。

    (追記)
    帰宅後、イエモンのSO YOUNGを青春音量で聴いて二度泣き。

  6. 吉良秀和man
    DCRX プロデューサー

    ヴィッキー・チャオ初監督!かなり驚きました!
    とても卒業制作とは思えない素晴らしい映画でした。

    前半の若者たちのやり取りなどは、日本のドラマがもっとも元気な時代を思い起こさせて、
    とても懐かしい気持ちになり、観て行くうちにそれだけじゃなく、中国という国の貧富格差や
    それでも懸命に人生を楽しもうとする姿が感じられ、なんというかなぜか胸が締め付けらるような
    気持ちになりました。

    映画ラストには、完全にチョン・ウェイに惚れてました(笑)

  7. 本田吉孝man
    映像編集者
    映画やCMの編集をやっております。2014年上半期の代表作は「カレーメシ」!ジャスティス!

    とても不思議なバランスの映画。前半と後半でまるでトーンが違ってくる。シーンの飛び方も青春ってそうなのかもと思わせるリアリティ。

    ベタすぎる展開から始まる話は後半へ向けて「愛と犠牲」に関する多種多様な物語がツメ込められている事に気付く。登場人物それぞれが、愛のためゆえに色々なものを犠牲にする。何かを失うために愛しているとも言える。良い悪いではなく「時間」の普遍性を描いていた。

    正直、前半部の登場人物の心情はとてもベタで唐突で説明不足。ただ、後半に行くにつれ、それがカット割りや編集の大胆さになっているようで、舌を巻いた。言葉で説明しきらない、まさに【映画】になっていった。監督自身が撮影しながら成長したようにも見える。

    何よりヴィッキー・チャオがもうアラフォーだという事にショック。『クローサー(夕陽天使)』大好きだよ、ヴィッキー!

  8. 斎藤充man
    JCTVプロデューサー

    90年代以降、急激すぎる高度経済成長を遂げた中国が舞台の等身大の青春群像ドラマ、これだけで見る価値あり、というか正直見たことが無かった。男女の距離感、台詞のニュアンスなど韓国や台湾とはまた違った“違和感”も新鮮。suedeの「so young」はもちろん、寮の壁のnirvanaのポスターなど90年代の同時代性を随所にちりばめたディテールもいい。お姉さんの食堂?を手伝っていることが恥ずかしいって、あの感じも経済成長時に必ずある庶民感覚。とにかく貧乏くさいのイヤ!ってゆう。そして何といってもたった7年後なのにまるで別世界になっている街・・・でも人の心はそのスピードについていけているのだろうか?理想の設計図で突っ走ってきた男女が忘れてきた何かを再設計する、そんな映画かな。しっかし7年後のショペイは可愛かった!!

  9. 山本 梓woman
    For WORKERS DESIGN COMPANY/ ジュエリーデザイナー

    青春、それは恋そのものなのか。

    女優さんが監督となり卒業制作として撮った作品。

    学生らしさ、社会人となった時のそれぞれの生き方

    だれもが経験している事を題材としているからすごく入りやすかった。

    それぞれの家族の事情の描写も。

    恋が永遠の愛に変わるのか

    恋は恋で終わり朽ち果てていくものなのか

    答えは・・・

    ただの青春映画とはいいにくい、人間ドラマがつまってる

    恋をすることを忘れた人や愛が手元にある人にも見てほしいです。

    恋って深くて難しい!

  10. 小栗はるひwoman
    監督
    監督した映画「どんずまり便器」「BADコミュニケーション」レンタルあります。

    最初、女優さんが撮った映画か~と身構えて観ました。
    しかし、ロケ場所、撮影技術、キャストのクオリティの高さに唖然。
    まとまりがあって、美しい!
    ストーリーは”壮絶な少女漫画”と言った印象。
    現実と夢を行ったり来たりする描写は、監督は乙女な女性かしらと愛おしく思えました。
    小栗的には、貧しい出の少年のような女子シャオペイ、男子寮のえげつない汚さがツボでした!

  11. 広澤草woman
    女優
    9/2からBSプレミアムで「タイムスパイラル」とゆうドラマが始まります☆

    どうしても「ヴィッキー・チャオが監督かぁ」とフィルターをかけて臨んでしまったのですが、全くそんな意識は吹っ飛びました。
    天は二物も三物も与えるのですね。。
    そさてヒロインのチョン・ウェイ。前半、こんなにイライラするヒロインなのか・・・と思うほど実はイラついてしまってたのですが、最後は見事に魅力的に。
    ヒロインのその変化を見せられただけで素晴らしい映画な気がする。

  12. 田中ひとみ(SUSIE)woman
    SusieDropsスタイリスト&デザイナー
    雑誌Steady.9月号に自身のブランド”NoANnU”見開き特集してくださいましたん♪

    始まって、中国クオリティ来た来た!!!なんて思ってしまい、あんなに激しい女子はおらん!と思っていたのにも関わらず。。。それがラストで全く違った印象。
    あのバカバカしくもキラキラしたまっすぐな時代。。そのバカストレートな青春は、現実には甘酸っぱくはなく苦々しい一面ももってたよなあ。。と。

    懐かしさと胸キュン自分黒歴史。
    学生時代の悪友と一緒に観にいって、朝まで泣きながら飲み明かしたい映画でした!

  13. 池田裕子woman
    アイドル
    写真集出します(๑•̀ुᴗ-)و ̑̑

    第一印象最悪の彼に恋をする、なんてベタ過ぎる!ママレードボーイかよ!と思いつつ、個性的な4人の女性たちに一気に引き込まれました。こんな素敵な青春は経験できなかった10代イケてなかった組の私ですが、どうしてこんなに懐かしく、少し切ない気持ちになるのだろう!
    羨ましい気持ちと、憧れる気持ちと、疑似体験できたような嬉しい気持ちがぐるぐる。
    キラキラ青春パートと、大人になった後半パートの落差が切なかった。

  14. 石井里幸man
    SE

    青春時代の「誤差」は時間を経るにつれ大きくなり、やがて取り返しのつかない大きな歪みとなる。
    そんなわずかな誤差が人々の人生を翻弄していく様を、青春というわかりやすいテーマに乗せて描いたこの物語。社会性の強いメッセージを感じました。

    時代や社会の未成熟さがもたらす制約というものは、抗いようがないもの。
    しかし制約があるからこそ、青春の輝きはより光度を増すのだということを気づかせてくれます。
    そこまでの制約がなかった自分はどうだったんだろう?青春は輝いていたんだろうか?
    当時の仲間と酒でも飲みながら語ることができるなら、盛り上がりそうだ。

    やわらかな光の差し込む教室。もう戻れないあの頃。
    青春らしいドタバタもあるけど、ときおり会話の中に織り込まれた誌的なセリフ。
    それは青春時代にしか理解できない秘密の暗号のように響き、今やおっさんおばさんと呼ばれる世代の心に強く響くに違いないでしょう。
    素晴らしい映画でした。

  15. 橋口幸生man
    コピーライター
    UFC日本大会のコピー書いたりしてます。http://ufc-japan.jp/

    「少林サッカー」や「レッドクリフ」に出ていたヴィッキー・チャオが監督した作品、というだけで驚きなのに、そのクオリティの高さにさらに驚きました。映画学校の卒業制作としてつくられた映画だったのが、評価の高さから劇場公開されて、100億円を超える大ヒットになったそうで、とんでもないサクセス・ストーリー。才能もツキも全て持っている人って、いるんですねぇ・・・。
    ヴィッキー・チャオは1976年生まれなので、僕とほぼ同い年。いやぁ、これには参りました。もろに僕の世代ストライクの映画です。大学生時代はSuedeを聴き(映画のタイトルもSuedeの曲名)、いまは社畜としてアタフタしてる主人公たち。正直、他人とは思えず、身につまされました(笑)。
    映画の3分の2ぐらいは典型的な青春グラフィティで、それだけでもなかなか面白いのですが、この作品のキモは主人公たちがパッとしない社会人になってしまった後までしっかり描いているのがおもしろいですね。ニュースや新聞を見ていると中国を遠い国に感じますが、こうして見るとみんな似たようなことで喜んだり悲しんだりしているのだなぁと感じます。これって外国映画を見る大きな楽しみのひとつですよね。オススメです。

  16. 澤田幸man
    グラフィックデザイナー/映像作家
    ワールドハピネスにて燻製料理出店! 9/13(土)燻製イベント「ケムイ伝」1周年パーティー開催!

    いいも悪いも中国の方のリアルな青春を感じれる作品。

    個人的には共感できない部分が多かったが、
    「なるほど」と思う思考や振る舞いを感じれたのがよかった。

    帰宅後、自分の90年代を思い出すきっかけになった。
    もちろん、いいも悪いも。

  17. 菜葉菜woman
    女優
    30日からWOWOWドラマ『罪人の嘘』、9月20日から映画『カラアゲUSA』が公開されます。

    卒業制作?え?って思うくらいの細部にわたるクオリティの高さと、何より役者の生き活きとした瑞々しい輝きは前半の学生時代の青春そのもので、とにかく彼女たちのお芝居と展開にぐいぐいと引き込まれていった。そんな中、後半からは青春映画というだけに止まらず、彼女たちの生き方を通して、監督の強いメッセージ性を感じた。この前半と後半の落差は観ている人にとって様々な受け取り方があるだろうし、そここそに監督の眼があるのではないかと感じた。大人になった今、観ることが出来て良かったなぁと思えた一本でした☆

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