第49回
天才試写会
2016.9.8 15時36分
『湯を沸かすほどの熱い愛』
監督:中野量太
出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョーほか
試写会開催日:2016年9月9日(金)18時半開場/19時開映
作品公開日:2016年10月29日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
STORY
銭湯「幸(さち)の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔(しゅっぽん)し、銭湯は休業状態。母・双葉は、気が弱く、歳の割に幼い16歳の娘・安澄が近ごろ毎朝学校に行き渋っていることを心配しながらも、持ち前の明るさと強さで、パン屋のパートで家計を支え、母娘2人で暮らしていた。そんなある日、双葉はパート先で突然倒れてしまう。運び込まれた病院で精密検査を受けると、「ステージ4の末期ガン、余命わずか」という宣告を受ける。ショックを受けた双葉は途方に暮れるが、「やらなくてはいけないことがまだある」と自分を奮い立たせる。
『湯を沸かすほどの熱い愛』
第49回
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天才のひとこと
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更新情報
次回試写会のお知らせ
『パスト ライブス/再会』
2024.2.5 16時13分
試写会開催日:2024年2月27日
作品公開日:2024年4月5日(金)
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お問い合わせ/映画の天才委員会(中井圭・石田文子・田尻博美)
こちらの作品は、うっかりハンカチとティッシュを忘れると大変な事になります。
それ位、自分がなぜこのシーンでも泣いてしまうんだろうと思う位終始泣き通しでしたw
泣かせるための映画では無くて、愛の描写がリアルなのです。母の顔を何度か思い出しました。
個人的にこの作品の宮沢りえさんが今まで見た中で一番かもしれません。
宮沢りえさん本当に良い女優さんになったなぁ。小さい頃は超絶美少女なお姉さんポジションだったのに、いつの間にやら素晴らしい女優さんになられていたのですね。
あと、杉咲花さん。
夜行観覧車の時から気になってたけど、これはもうファンになるしかない、位良かった。
試写の後に脚本、監督をされた中野量太さんと中井さんのトークショーがあり、自ら映画について語られてましたが、デビュー作品はオリジナルの脚本にこだわったそうで。
その熱い愛がふつふつと伝わる映画に間違いなくなっておりました!
気になる方は是非予告編を見てみて下さい。そこで気になった方は映画館へ是非!
2016年9月、本日、最高に熱い熱い愛に出会いました。
今日は試写でしたが、あらためて妻と、あるいは家族と、
あるいは見ず知らずのその辺の人すらも誘って観たい(笑
それくらい何度でも観たいし、多くの人に観てほしいなと。
内容には一切触れませんが、
どうやらこれ、途中で涙腺が狂ってしまうことが分かったので、
次観に行くときは手ぬぐいを持って行こうかなと思っています。
監督、これは愛が過ぎますぜ◎
ハンカチが、一枚では足りませんでした。
ぐっしょりと湿ったハンカチを握りしめ、余韻に浸っています。
決して、御涙頂戴!な演出ではないのです。あらすじと背景だけを見ればそれはそれは泣いてしまうほどに辛いのですが、描き方がそうじゃないんです。
切なくて、愛おしくて、幸せで、観ているこちらも涙がでてしまう。そんなシーンの連続でした。
宮沢りえさんの発する言葉や、ほんのわずかな目や手の動きに愛が見えました。
それを受けて変化してゆく周りのひとびと、家族たち。
そしてラスト… ものすごいサプライズと共に、身体中の水分を根こそぎ持っていかれました。最高です。
愛するひとたちに、もっともっとしっかりと愛をもって向き合わなくちゃと思わせてくれる素敵な映画でした。
素晴らしい体験をありがとうございました…!公開が楽しみです。
単に感動するのとは圧倒的に何かが違う、凄い映画です。
この映画を観たときに自分に沸き上がった感情は、圧倒的な”正しさ”が形をもったことに対する感動
自分を支えるために笑うのではなく、自分以外の誰かを支えるために笑うこと、それが出来る関係性こそが家族
と、ついそんなことを思ってしまいました。
この映画で描かれているのは、ただの家族愛じゃなかった。
でも、なんだったんだろう。
なぜあんなに泣いたんだろう。
見終わってからも、すぐにはわからなくて。うまく整理できなくて。
感想を言おうとしても泣けてきて、言葉にできなくて。
しばらく考えていて、ようやくわかった。
なぜ自分があんなに泣いたのか。それは、
「愛情というものを信用してもいいんだよ」
と、この映画に言われた気がしたからだった。
上映後は心の整理がつかなくて放心状態でした。映画でここまでに自分がなったのは初めてです。
家族や絆という普遍的な題材だけど、感動を押し付けるのではなく、能動的に観ている人に様々な感情を涙とともに溢れさせる、しかもすごく容赦なく。。。
それが上映後の心地よい疲労感につながったのだと思います。本当にいい映画に出会えました。
泣きました。
映画を見て感動ということだけではないんです。
登場人物やそれぞれの空気や生活のリズムの丁寧な描写に しずかにしずかに
いつのまにか自分自身も入り込んでいきました
宮沢りえさんが素晴らしい!と思いかけたときに杉咲 花さんの顔が浮かび、いや妹役の伊藤蒼さん、オダギリジョーさん、篠原さん、松坂さん、駿河さん(子役の女の子も!)と
出演された方が全て連想ゲームの様に浮かんで”素晴らしい”に変換してしまうという。
そのそれぞれの優しさや愛情が身にしみて泣いてしまうんですね。
登場人物のキャラクターがすべて好きです。
憧れたのは宮沢さん扮する双葉。
双葉の様に私はなりたいです。
トークショーでは中野監督のこの作品、そして映画への想いに触れて
泣いてしまいました。
わたしはラストは『粋』で『POP』で大好きです。
中野監督の作品をこれからは追って行きたいです!
お母さんの壮大な愛が周りの人を包んでゆく、愛の連鎖を起こしていく、涙なしでは語れない
人間模様、人生とは愛だろうと思わせてくれた。愛は強い。愛しましょう。
息子を連れて又観に行きます。
感想を書くのに時間がかかりました。
上映後はもちろん、次の日、2日間とはボォーとしてると、いろんなシーンを思い返しては考え込んでしまいました。
自分に出来るコト ヒトの為に出来るコト
あまり映画やドラマで泣けないタチですが、(熱闘甲子園などのスポーツドキュメントは泣ける)
この映画、泣けました。
ただ単に泣かせようとしてる映画でないトコロが泣ける。
またすぐ観たい。あぁ〜、カントクありがとう。
中井代表曰く、今年は邦画の当たり年らしく、満を持して登場のこの映画。
どうしようもない父親代表のオダギリジョーさん、とてつもなく大きな愛情に溢れた母親の宮沢りえさん。
あ〜オトコってそうなんだよなぁって頷きながらも、女性の力強さを痛感しました。
なんだか久しぶりに涙を流したこと。
なんだか自分の家族について考えたこと。
そんな日に、久しぶりに娘が家に帰ってきたこと。
なんだか色々な感情が詰まった1日でした。
家族愛ではなく人間愛の素敵な映画は、是非もう一度観たい映画です。