第56回 天才試写会
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新感染main
2017.7.7 14時50分

『新感染 ファイナル・エクスプレス』

監督:ヨン・サンホ
出演:コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソク、キム・スアンほか
試写会開催日:2017年7月13日(木)18時半開場/19時開映
作品公開日:2017年9月1日(金)全国公開
(C)2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.

STORY

まだ夜明け前のソウル駅。プサン行きの特急始発列車KTX101号に、証券会社のファンドマネージャー、ソグ(コン・ユ)と幼い娘スアン(キム・スアン)が乗り込んだ。仕事にかまけて家族を顧みず、妻との関係が破綻したソグは、今はプサンで暮らす妻のもとへスアンを送り届けようとしていた。KTX101号は定刻の5時30分にソウル駅を後にするが、その発車直前、挙動不審な少女が12号車に駆け込んだことに気づいた者はひとりもいなかった。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』

第56回 天才試写会
天才のひとこと

『新感染 ファイナル・エクスプレス』” への10件のコメント

  1. 岡村いずみwoman
    女優
    Twitterで本格的に連ドラをやろう、という面白い企画がスタートします。今週土曜日22時からです。

    ゾンビ?と聞いて身構えていましたが、蓋を開けてみたら笑いあり涙ありの超エンタメ作品でした。
    これまでの人生が透けて見える登場人物達は皆魅力的だったし、それぞれが丁寧に描かれていて、何人ものキャラクターに涙腺を持っていかれました。

    ホラーは苦手だけれど全然大丈夫だったし、そんなことよりも胸糞悪いおじさんの方が怖かったし、なんなら試写室を出た後にエレベーターに乗るのが一番怖かったです。
    はあー…面白かった…。。。ありがとうございました。

  2. RAM RIDERman
    音楽家
    7/17 渋谷LOUNGE NEOでレーザーと立方体型のスクリーンを駆使したライブをやります。

    鑑賞中「ゾンビ物にまだこんな観せ方があったか」の連続。極めて限定的なシチュエーションでありながらストーリーに強い推進力があるのは、そもそもの土台にある「極限状態の密室」と「目的地への逃避行」という掛け合わせたアイデアの素晴らしさ。

    「かつての仲間が」「恋人が」「自分勝手な人間が」などひとつひとつのシークエンスは定番でありながらシチュエーションと構図が斬新で飽きることなく作品の世界観に埋没することができました。また舞台を鉄道に限定したことにより、物語自体が目的地を目指して走り続ける極めて映画的なタイムラインも気持ちいい。アクションについては邦画「アイアムアヒーロー」でも韓国の撮影技術でその実力を見せつけられましたがその決定版的な作品か。

    数々のゾンビ映画が「極限状態における人間の選択」を描くことでその時代の社会世相を炙り出してきたように、この作品もまた今の韓国や世界の変化についてストレートな主張がみてとれます。一体それはなんなのか?個人的にはセウォル号の沈没事故が韓国社会に与えたインパクトがこの作品に強い影を落としているのではないかと感じます。

    「誰が最後まで生き残るのか」を予想しながら観ると当たっても外れても楽しいと思います。

    あえて言うなら
    「アイアムアヒーロー」×「新幹線大爆破」×「マッドマックス」

    またVFXを多用したリアルな空撮映像は「シンゴジラ」を思い出しました。

    IMAXで観たい作品です。

  3. 藤村聖子woman
    役者
    1月に劇団 藤村聖子の公演をやるんです。

    間違いなくゾンビ映画なのに、
    描かれていたのは人間の本質でした。

    人は一人で生きているわけではないから、
    誰かを大切に思う気持ちや、愛する気持ち、
    自分以外の誰かのおかげで人は人”らしく”いられるのかもしれません。

    ゾンビの完成度は驚くほど素晴らしいのに、
    予想外にも、空っぽになるくらい泣きました。
    韓国映画はやっぱり凄いです。
    心から、大切な人におすすめしたい。
    感動しました。

  4. 吉良秀和man
    DCRXプロデューサー

    最近のゾンビ映画だと、「アイアムアヒーロー」が凄く良かったんですが、
    今回の映画は、正直タイトルがあまりにも・・・だったので、観ようとは思ってなかったのですが、
    本当に良かったです。

    話もシンプル、正義のヒーローと悪役、そしてゾンビ、ザ・エンターテインメント!という感じでした。
    とにかく、マ・ドンソクがカッコ良過ぎました!主役ではないですが、とにかく強い!
    そして、キム・ウィソンはとにかく悪い!
    極限状態の人間は、こうなってしまうのかも知れないとも思いました。

    韓国の義理の妹にも、感想を聞いてみたいと思います!

  5. 石井里幸man
    中小企業診断士

    映画はタイトルで判断してはいけないと、名作に出会うたびに学習してきたはずなんですが、それにしてもこのタイトル・・・
    「だれがうまいこと言えと!?」とツッコミたくてたまらない。
    だがしかし、ヘンテコなタイトルではあるがまぎれもない名作。

    極限状態に追い込まれたときの人間が見せる本質、尊厳。その美しさとかっこよさ。
    それでいてシリアスになりすぎず、ときには笑えるカットも含みつつ。
    監督はじめ制作スタッフの能力の高さに、敬意を表せずにはいられません。

    それにしても、ゾンビという題材は、人間の極限状態を引き出すためによく利用されている気がしますね。ウォーキングデッドも然り。
    私たちがゾンビを愛してやまない理由。
    それは私たち人間の魅力を引き出してくれるからかもしれません。

    それにしても、『哭声/コクソン』に出てきたゾンビといい、韓国版のゾンビは戦闘力が高いですね。
    ましてや走れるタイプのゾンビとなると、逃げるほうも大変。
    もし私がゾンビに追いかけられるようなことがあったら、面倒でも必ずドアを閉めながら逃げよう心に誓いました。

  6. 林 尚司man
    クリエーティブ ディレクター

    これは、ただのゾンビ映画ではありません。
    ゾンビリーバブルないい映画です。

  7. 考甫man
    華道家
    「花と鋏」といういけばな教室やってます。

    ちょっとB級っぽいタイトル、ソンビ映画というカテゴリ、「これに騙されてはいけません、すごくいい映画です!」っていう前情報が本当にそのまんまで、観終わった後の腑に落ちた感じが、ゾンビ映画を観た後とは思えないくらい、心地よいものとなりました。
    劇中のビジュアルはゾンビ9割、観終わった後に心に残るのは愛が9割、、、友人にも勧めたいと思います。

  8. 黒須 美彦man
    クリエイティブディレクター
    フォトエッセイ集というのでしょうか「うわごと」という本ができました。蒼井優さんや広末涼子さんと、なぜかデートしています。

    「映画の天才」初期に、「グエムル:漢江の怪物」を見せていただいて、感動した、韓国映画のレベルの高さに驚いた、という記憶の流れで、今回の試写に臨みました。いや、グエムルとは別物でしたが、これまた、楽しませることに集中した、優れたものでした。テンポが良い。感染も早い(早すぎ?)。列車もの定番ネタ満載(バイオハザード零やドラゴンヘッドの冒頭を彷彿とさせる)で。撮影も頑張ってる。ストーリーも穴はあるけど、そんなのお構いなしに展開するから、汗かいちゃう。あー、面白かった。

  9. 橋口幸生man
    コピーライター
    著書「100万回シェアされるコピー」発売中です!http://amzn.asia/fS2K1z7

    B級っぽい邦題と
    ゾンビものというだけで
    あなどるなかれ。
    「新感染 ファイナル・エクスプレス」は
    今年ベスト級のおもしろさを誇る
    正統派エンターテイメントの大傑作です。

    すべての人にオススメしたいけど、
    30代〜40代かつ子育て中の男は、
    もう必須作だと思ったほうがいい。

    とくに「ラスト・オブ・アス」とかに
    感動してるそこのあなた!
    何がなんでも観てくださいね。

    ゾンビもの・パニックものとして
    斬新な見せ場の数々の後に、
    丁寧に張られた伏線を見事に回収した、
    感動のラストが待っている。
    (試写室中からすすり泣きが聞こえてきた)

    主演のコン・ユ氏は、
    「トガニ 幼き瞳の告発」という
    すばらしい映画でも企画&主演していた人で、
    優秀かつ涼しげなイケメンなので、
    女性にもオススメです。

    監督はこれまで短編アニメをつくってきた人で
    これが実写長編初だというから、
    韓国映画界の層の厚さにはあらためて驚かれる。

  10. 高橋ヒカルman
    猫に感染したライター
    編集した『のせ猫』写真集(宝島社発売)が9月中旬に発売されます。

    ご案内致します。
    この映画は新感染号、韓国映画発 ゾンビ経由 傑作行きです。
    途中の停車駅は、ゾンビ、ゾンビ、ゾンビです。
    自由席は1号車、2号車、3号車、全席ゾンビです。
    この電車は、全席禁煙となっております。
    おたばこを吸われるお客様は、ゾンビルームをご利用下さい。
    それでは、よい映画の旅をお楽しみ下さいませ──。

    そうそう、くれぐれも新感線の乗り遅れにご注意下さい。

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