第二回天才試写会  『シン・シティ』

< 第二回天才試写会 >
8月23日(火) in GAGA試写室       
超絶ヴァイオレンスムービー 『シン・シティ』
(10月1日より丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系ロードショー)

天才映画 『シン・シティ』 >>
沸点に達したアメコミの魂が炸裂
「面白い映画を、面白い人にもっと見せたい」というコンセプトで生まれた“天才試写会”。第二回目となる今回は、40名を超える各方面の天才たちをGAGA試写室にお迎えしました。今回の作品は、ロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーの共同監督に加え、あのクエンティン・タランティーノもゲスト監督として参戦した、問答無用のヴァイオレンスムービー『シン・シティ』。お集まりいただいた各方面の天才たちもその濃密な暴力と純愛に度肝を抜かれた模様。その様子は、天才のコメント一覧として本ページ下部に掲載していますので、是非ご覧ください。
『シン・シティ』公式サイトはこちら


風とバラッドの中村聖子さん

アートディレクターの宮坂淳さん

stofデザイナーの谷田浩さんと枡野さん

劇団「ホチキス」主宰の米山和仁さん
アートディレクターの根岸正樹さん
アートディレクターの濱弘幸さん

マッドハウスの和泉将一さん
ディメンションズの藤原健真さん
WOWのクリエイティブディレクター・於保さん

イラストレーターのたなかさん、グラフィック・アーティストのROLLINGTHUNDERさん、 「rtr」発行人の山森さん
ソプラノ歌手のリカコさん、絵本作家の是沢さん、音楽家の書上さん
ヘアメイクの林さんと土橋さん、スタイリストの繁田さん、グラフィックデザイナーの塩澤さん

VJのワダケンさんとクラベリア代表・佐々木さん
bootleg boothの大谷光さんと、AGデザイナーの辻輝彦さん
フラッグの久保さんとムーサドットコムの大塚さん

SHIMAの名取さんと映像ディレクターの小原さん
『運命じゃない人』の主演俳優・中村靖日さん
原宿のPAA代表・赤津さんとプロダクションI.Gの櫻井さん

天才のひとこと
<感想>劇画作家出身の監督、雨、血、女・・・石井隆好きとしてはグッとくるノワール要素が満載で楽しめました。
<グッとくるキャラ>グッとはこないけど、ケヴィンはオイシ過ぎ。惚れた女のため暴走するマーヴがハードボイルドでグッときました。

中村靖日 / 俳優

映画『運命じゃない人』(内田けんじ監督)公開中です。『メゾン・ド・ヒミコ』(犬童一心監督)、『東京ゾンビ』(佐藤佐吉監督)が今秋公開予定。
<感想>いい意味で予想を裏切られました。おいおい、「血がダメ」とか、そんな問題じゃないだろう!グロで無秩序で、映像も暗いのに、不思議と後味がカラッとしているのは、元が「アメコミ」だからか?とにかく2時間ビンタされ続けてる感じの映画でした。新しい刺激と快感!また観たい!ヤバイ!
<グッとくるキャラ>ジャッキーボーイ、つか「ベネチオ・デルトロ」。もともと凄い顔が、さらにもの凄いことに!後から愛しくなるほどの醜悪ぶり。この役を喜んで(多分)引き受けたデルトロが、ますます大好きになった。これまたヤバイ!

中村聖子 / 風とバラッド コピーライター

ショートフィルムのシナリオ依頼されてます。ずっと先送りにしています。相当ヤバイ。
<感想>悪党共が欲望むき出しで暴れる様より、荒ぶる正義のイカヅチが観たい今日この頃。。。歪んだ街の縮図で信念を貫く生き様にバンザイ!古い映画を思わせる白黒映像に“今の”バイオレンスを突っ込んだ骨太男気ジェットコースター!ボク、ちょっと強気に生きてミマス!!!
<グッとくるキャラ>困ったことにケビンです!

ROLLINGTHUNDER / グラフィック・アーティスト

とにかく脳内は洋服とグラフィックの事ダラケ。
http://www15.ocn.ne.jp/~rollingt/
<感想>「三人寄れば文殊の知恵」とは良く言ったものだけど、三人の文殊が寄ったらどうよ?「SIN CITY」はそんな素朴な問いに明解な答を与えてくれる刺激的な映画だった。ハードボイルドも突き詰めると笑える対象になるということは、みうらじゅんが既に証明してくれているところだけれど、さらに突き詰めるとどうやらやっぱりかっこよくなるらしい。過剰にクール。肉と酒と女が好き!そんな漢たちにお薦めします。

谷田浩 / stofディレクション

流行通信にて漫画家の河井克夫と「ファッション撮影のあり方」連載中。
<感想>単純に面白かったです。アメコミらしい、スーパーヒーローが大活躍する映画じゃなかったのも良かったと思う。アメコミのカオス感、ジャンク感と登場人物たちのキャラクターの濃さ+印象的な 映像=!よく出来てるエンターテイメントムービーでした。
<グッとくるキャラ>Marv。どのキャラにも言えることだけれど貫くっていうのはすごいな、と。

山森晋平 / フリーペーパー「rtr」発行人、デザイナー

rtr vol.06が出ます。見かけたらお持ちください。
<感想>白黒の世界で静かに拡がる罪の世界。時折見える色とコミック的アングル。渋い男の世界観にグッときます。思ったよりグロさを感じず一安心。何より美人ちゃんだらけ。そして「ケビン」最高!ナンシー最キャワイイ!!
<グッとくるキャラ>ケビン。眼鏡、動き、存在、食の嗜好以外全て良し。

たなかナンボあきよし / イラストレーター


<感想>すごくアーティスティックだった。独特なセリフ回しで最初は違和感があったけど、観ているうちにグッと引き込まれて、アニメーションと実写のコラボという感じで、バイオレンスも血なまぐささもギトギトしてなく、さらりとみれた。最後のほうは、もっとやれ、みたいなくらいスカッとした。ナンシーのかわいさ、ひたむきさにホロリでした。
<グッとくるキャラ>ハーティガン。少女のために8年も刑務所で耐えて。強くて渋くてサイコーです。

是沢理恵子(理映) / 絵本作家

4月にスペインのメディアバッハという出版社から本が出ます。タイトルはまだ未定。
<感想>ライティングが美しい。光と影のコントラストの中に浮かび上がる人物はアメコミの世界そのまま。ルトガー・ハウアーやミッキー・ロークなど、久しぶりに見る俳優の変貌ぶりも楽しめた。
<グッとくるキャラ>ケビン。セリフがひとつもないのに、あの存在感はすごい。最期まで眉ひとつ動かさないところも。

塩澤偉史 / グラフィック・デザイナー


<感想>コミックを見ているような感じ。流れるようなストーリーがイイが・・・難解なところも。映像が昔の映画を観ているようだ。ヒッチコック映画や第三の男のような・・・。
<グッとくるキャラ>Marv:無垢な男気、Nancy:キュート(ダークエンジェルの頃から好きだった)

土橋大輔 / ヘアメイクアーティスト


<感想>ひとりひとりのキャラの存在がとても印象に残りました。観終わった後には、その作品完成度の高さに圧倒され、後に残るいやなグロさは何も感じませんでした。最高な作品に出会えたと思います。
<グッとくるキャラ>ミホ。美しい。強い。脇役なのに圧倒的な存在感。

赤津正樹 / hair lounge pages by PAA 代表


<感想>えらいひでえ映画だと思ったけどサイッコーにCoolデシタ。トイレに行きたかったけどガマンして観ちゃった。早速、明日、いかついジャケットを買いに行こうと思いまーす。
<グッとくるキャラ>Gail。Sexyでオサレ。

VJ WADAKEN / VJ

来年、カンヌでタキシード着てセレブVJしてきます。秋葉原で撮影しました。スワロフスキーとコラボしてTシャツつくりました。www.vjwadaken.comをチェキ。
<感想>すご!!おもしろすぎ。ビビリまくりつつ感動!!一筋愛美しすぎ!!しかし、ああいう強いオトコの羅列をみると、やわい優しい(石田純一系の)オトコなんて、というか自分のカレもみんなダメにみえますね~。
<グッとくるキャラ>マーヴ

書上奈朋子 / 音楽家(作曲家)

2004年11月にソロ第二弾アルバムPsalm発売中。アンサンブルプラネタ7月発売!CM、ノーシンとか放映中。スタジオジブリDVD音楽制作、完了!!
<感想>おもしろかったです。とにかく殴ったり撃ったりでしたが、人間の不変の愛はアートなんだと感じました。何のことでも、1つのことをやり続けることで答えがあると印象に残りました。
<グッとくるキャラ>ハーティガン:男らしい強く優しい男性で感傷的。グッときた。 ナンシー:女らしい強く優しい女性で感傷的。グッときた。

RIKAKO / ソプラノ歌手、シンガー

この前、イタリアに行って、、、人生変わりかけてます。
<感想>映像にグッときました。男くさいキャラも素敵です!
<グッとくるキャラ>ミッキー・ロークのキャラ。男らしい!

根岸正樹 / アートディレクター


<感想>コミックを読んでる感覚で、かなり楽に、たのしめました。バイオレンスはあまり好きなほうではないけれど(キルビルもそうでしたが)流血シーンもなぜか笑って観れました。渋い男とおいしい女がわんさか出てくる、こういうのをまた観てみたいです。
<グッとくるキャラ>殺し屋ミホ。せりふ一言もありませんでしたよね。モデルの時より存在感があって、シャープでカッコいい所が好きです。

林達朗 / ヘアメークアーティスト

おいしいアシスタントをGETしました。
<感想>とてもエグいと思っていましたが、斬新な映像とstoryで最期まで一気にシン・シティを体感しました。ありがとうございます。って感じです。
<グッとくるキャラ>MARV&MIHO

大谷光 / bootleg booth オーナー

波乗りはじめました(30オーバー)
<感想>正直、この手の映画は苦手と思っていました。で、始まってどうなる事かと思いましたが、観ていくうちにどんどんはまってしまい、終わってみたら、ものすごくおもしろい事になっていました!!
<グッとくるキャラ>NANCY。なんてカワイイんでしょう!!

繁田美千穂 / スタイリスト


<感想>おもしろい!15秒に1回バクハツする型ハリウッド映画と違って、ストーリーで15秒に1回ドキッ!とする瞬間がやってくる映画。何本分も一度に見てるお得感も満点!どこかで観たことあるようで、どこでも観たことのない独特の世界は必見!今のところ、今年のイチオシ!
<グッとくるキャラ>Marv。不気味な顔して愛すべき典型キャラが素敵!ブキヨウな男どものヒーローです!ちなみにMihoにはホレちゃうね。

佐々木真之 / (株)クラベリア代表取締役チーフクラバー

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<感想>SIN CITYには絶対住みたくないよね。エフェクトが絶妙のチープさでよかった!エロがもっとほしかった。グロは充分。
<グッとくるキャラ>やっぱマーヴでしょ。悪い男の純愛がいいんですよ。

於保浩介 / WOW クリエイティブディレクター

もうすぐALLABOUTのCM、はじまります。ホノルルセンチュリーライドにでます!めざせ100マイル!
<感想>いい男、いい女、みんな悪いヤツ、そしてかっこいい。かっこいいを通り越し、なんかコント?と思えてくる。そうか!男がかっこいいを追求するとシュールなコントの世界に辿り着くのか。ああ当分は視界がモノクロに見えるのだなあ。
<グッとくるキャラ>KEVIN。イライジャ・ウッドのあの動きがグッとくる。

米山和仁 / 劇団ホチキス主宰

05年10月20日~23日、阿佐ヶ谷アルシュにて「隣がキャバレー」公演。
<感想>Warning!Warning!This is the real GTA.I will repeat this is the REAL GTA.イライジャ・ウッドはホラー映画の出身です。
<グッとくるキャラ>日本刀を持ったジョシュ・ハートネット。

藤原健真 / ディメンションズ取締役

もうすぐアーティストに戻ります。
<感想>こんなに「マッチョ」な映画は未だかつて観たことがありません。
<グッとくるキャラ>デルトロかな。こんなデルトロを見てみたかったから(笑)

櫻井圭記 / Production I.G 脚本家

アニメーション劇場映画『xxxHOLiC』、TVアニメーション『Blood+』
<感想>○モノクロ(目に優しい、血に弱い為)。美人。アメコミ度数。アイロニー。センチメンタル。男臭。クラシックカー。デヴォン。×玉ちぎり。耳ちぎり。首きりetc...。結果:今年の冬は黒いロングコートを買おう!

高橋ヒカル / ライター

ネコの世話と原稿書きの日々
<感想>日々の生活で忘れつつある「興奮」という感情を呼び起こす快作!
<グッとくるキャラ>ハーティガン。久々にかっこいいブルース・ウィリスにあえて感激!!でした。

久保浩章 / フラッグ代表取締役

うちがお手伝いさせていただいているBIGLOBEストリームで近々「シン・シティ」マル秘映像が公開される!!かも。ぜひアクセスしてください。
<感想>やたらUPの多いカット、銃声の音、モノクロが妙に似合うベニチオ。ミッキー・ロークのこの上ない強さと血なまぐささ。マンガから飛び出したような演出。内容どうのこうのより見ていて引きつけられる映像美。明日は必ず赤の服を着ていこう!(注)血圧の低い人はご遠慮ください。
<グッとくるキャラ>間違いなくMiho(デヴォン青木)。理由としては、日本臭さを感じたところ。武器も手裏剣と刀ですからね。

名取優 / 美容師


<感想>時代設定が近未来だと思うが、車が50’sで良い!!バイオレンス間が一番似合う。時間軸の伴う映画はやはりタランティーノが似合う。
<グッとくるキャラ>この映画のキーポイントのKEVIN。

辻輝彦 / AGデザイナー


<感想>イケてるバイオレンスです。すごくグラフィック、かっこいい!赤い血と黄色い人とバッテンのバンソウコウが目に焼きついてしまいました。
<グッとくるキャラ>イライジャ・ウッドの役

宮坂淳 / FRUITcorp. アートディレクター

写真集をいっぱい作っています。真夏にクリスマスの写真集を作っています。
<感想>グロいシーンが満載だったが、グラフィカルな映像処理がされていて見やすかった。各シーンの色が印象的だった。
<グッとくるキャラ>Miho(セリフはないが、存在感があった)

徳重泰洋 / プランナー


<感想>目が覚めるほどおもしろかったです。不死身な肉体を持つミッキー・ローク、ブルース・ウィリスが素敵でした。
<グッとくるキャラ>The Man。登場シーンは少ないがカッコイイ。

徳重千波 / ジュエリーデザイナー


<感想>容赦ない殺人シーンの間の良さにいつしか快感を覚えた。
<グッとくるキャラ>Kevin。濃いキャラが多い中で、一番怖かった。

濱弘幸 / (株)大広 デザイナー


<感想>長さを感じないくらいの面白さ!!だけど第2部はちょっと殺しが長すぎ(タランティーノさんかな?)。ストーリーの持っていき方がちゃんとあった。フィルムとアニメの新しい可能性を見せてくれた。
<グッとくるキャラ>やっぱりMARVでしょ。とにかくピュア。最後の「効かないぜ」のシーンは最高!!

和泉将一 / マッドハウス 海外担当プロデューサー

SIN CITYのモノクロアニメーションシリーズを作りたい。
<感想>マーヴすげー。
<グッとくるキャラ>マーヴ。だって超ツヨイもん。

大塚泰造 / ムーサドットコム代表取締役

シネマスクランブルの企画書かいてます。ちょっとイイ感じになるはず。
<感想>本当の強さと本当の狂気をもった男だけが落ちる究極の純愛!!!それって素敵!って女の子が絶叫する姿が目に浮かびました。話も古臭いんだか新しいんだか?女だけに癒される男の気持ち、解っかるかな~?
<グッとくるキャラ>ダントツ、マーヴ!!!男の自信と不安と狂気と強さと何だかわかんない薬とブサイクさと・・・。ダメで最高!!!

小原ヒロユキ / 映像ディレクター

いろんなものと人をコマ撮りしてます。頭とかセンスじゃなく、体力で作るアート!?